当研究所は、神戸を拠点に「アートジャーニー(芸術探求を通して向上する旅=人生)」の実現を目指して活動してきましたが、東京や他府県の方や外国の方と交流を持ちたいと思い、「第一回清原絵画研究所展東京」を開催しました。
会期
2024年
9月22日(日) 11:00〜20:00
9月23日(月・祝) 11:00〜17:00
デザインフェスタギャラリーWEST 1-D
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-18
ギャラリーウェブサイト
アクセス
デザインフェスタギャラリーでの展覧会開催は昨年10月の秋山アキヲ個展、仁花個展に引き続き二度目で、私はここで三日間過ごしました。
昨年も感じましたが、改めてここは旅館のようなギャラリーだな、と感じました。
そこには、さまざまな人生があり、出会いがありました。
26個の部屋に作家が「逗留」します。
「連泊期間」はさまざまで、三日の人もいれば一週間の人もいます。
西日本から来る人は珍しく、それゆえに神戸から来た我々には希少価値が潜在しているとも思いました。
外国人観光客も訪れます。
その多くはアーティストで、話すと皆日本の文化が好きだ、ということが伺えるのでした。
神戸〜東京ツアーには、次のような意義があります。
・展示・販売、在廊してお客様(特に海外の人)とコミュニケーションをとる。
・他の部屋に行き作家と交流する。
・ギャラリー近辺や東京の芸術文化に触れ、学びを得る・交流する。
これらは、アートを目指す若い人が、世界に羽ばたくきっかけになると思いましす。このツアーを発展させたいと思います。
私たちは、これからも「旅と芸術が交錯する場」を追求してまいります。
第一回清原絵画研究所展
デザインフェスタギャラリー1Dの部屋の片側の壁に主宰清原健彦の作品、反対側の壁に仁花の作品とグッズ(手描きのシャツとカバン)を展示しました。
秋山アキヲ展
デザインフェスタギャラリー1Fの部屋を使った個展。
第一段階
まず、児童怪奇絵画の第一人者として知られる南村喬之の独特な画風を分析し、その要素をimg2img(image to image)画像生成AI技術を用いて架空の特撮キャラクターの図案を作り出しました。
第二段階
それをプロジェクターで投影し、手でアクリル絵の具をキャンバスに彩色し、輪郭に沿って切り出しました。
第三段階
それを板に貼り、木の棒をつけて仮面を作り、それを持って歩くところを撮影した写真と動画を撮影しました。
第四段階
切り出したキャンバスをギャラリー壁面に貼り付ける展示と撮影した写真の展示と、動画の映写によるインスタレーション(設置)を行いました。
第五段階
会場には棒付きの仮面を置き、来場者に持っていただけるようにしました。それを持って会場で撮影する参加型の展示を行い、インタラクティブ(双方向の)な経験の機会を提供しました。
また、AIを使って5ヶ国語に翻訳したキャプションを張りました。
これらの取り組みにより、日本各地や外国から来たお客様に楽しんでいただくよう努めました。
旅編
芸術活動と対をなす、旅の側面。
ツアーを彩る食事と、展覧会終了の翌日の芸術散策。
・OMOTESANDO CROSSING PARK
・スパイラル
・GYRE GALLERY
・YOD gallery東京
・Gallery 38
・LAG
・ワタリウム美術館
・路地と人
を巡る旅。
↓この日の最後は、路地と人で開催されていた「彦坂尚嘉×糸崎公朗・二人展」にお邪魔しました。(写真提供:糸崎公朗)